内規が問題ではないのです。
80人超のほとんどが県教委の聴取に「生徒の負担を軽くするためだった」「公共交通の便が悪かった」と説明。一部からは「内規が部活動の実情に合っていない」と疑問視する声もあり、議論となりそうだ。
(Yahoo!ニュースより)
このブログでも(たぶん)何度も書いているように、地方によっては確かに遠征そのものに時間がかかる場所もあります。そのために教員が大型の運転免許を取得しているような現状もあるようです。
しかし、そもそも論として教員は教科(科目)で採用されているのであって、部活のために雇われているわけではありません。ましてや運転手でもありません。
意見の中には「遠征先に子どもを連れて行ける家庭だけが部活が出来るのか?」のようなご意見もあります。ですが、では教員は本来の仕事ではないことをやらねばならないのでしょうかと聞きたくもなります。
結論としては、やはり部活動は外部に移すことです。家庭が遠征費用を出せる出せないの問題と、教員が生徒を自分が運転する車で引率しなければならない話は別問題です。ハッキリ言いますが、家庭がお金(や車)が出せないから教員が肩代わりしろということは間違えています。厳しい言い方ですが、保護者は自分で(程度の差はあれ)納得して今の仕事を選んでいるのではないですか。
自分勝手なことを言う保護者は二言目には「教師は子どものためにうんたらかんたら…」と言うのでしょう。
しかし、まず他人である教師に言う前に、まずご自身が子どものために努力をすべきではないですかね。
子どものために努力をして、部活的なものが外部に移行されても耐えうるくらいに収入を増やす努力でもしたらいかがでしょうか。
そういう努力もしないくせに、他人である教員に押し付けるのは間違えている。私にはそう思えます。