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学校の部活動指導の丸抱えはすでに「時代遅れ」!一刻も早く地域に移しましょう!!

高野連が日本のスポーツ文化の癌

どこもかしこも人手不足のようで、学校も例外ではありません。このブログでも何度も取り上げているように、部活動は教育課程外活動であり、教員が必ずしも担わなければならない業務でもありません。(政府広報新しい時代の教育のために 「学校の働き方改革」が進められています! | 暮らしに役立つ情報 | 政府広報オンライン」2.(8))

 

にも関わらず、この働き方改革に逆行しているのが北海道高野連。時代遅れも甚だしいですね。

 

高校野球の監督や部長が審判に 広い北海道、なり手不足解消の秘策(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 7月16日、南北海道大会の開幕を翌日に控え、札幌円山球場で審判講習会が開かれた。試合のない野球部員らが塁間を走り、審判たちがセーフ、アウトなどの判定を繰り返した。南大会は計15試合で、札幌、函館、小樽、室蘭地区の計32人の審判団が担当する。2人のOBを除き、他は野球部の監督や部長など現役の教員だ。 

 教員にやらせるな。そんなに暇じゃないんじゃ。

 

2015年の選抜大会で準優勝に導き、今年も南北海道大会に進出した東海大札幌の大脇英徳監督(46)は、今夏の地区大会で球審をした。自校の試合のない日に、自校とは別のブロックの試合を担当。審判をする日は、チームの練習はコーチに任せないといけないが、「監督と審判の二足のわらじを履く使命感を持ってやっている」と話す。

 

 そんな使命感は要らん。教員としての使命感を持たんかい!(特に中高の)教員は教科で採用されています。使命感を持つポイントがズレていませんか。こうやって何でもかんでも引き受けるという悪しき学校(教員)文化をどこかで断ち切らなければなりません。

 

そんな中

東海大相模が出場辞退 登録メンバー17人がコロナ陽性 甲子園春夏連覇ならず(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

 神奈川県高野連は24日、全国高校野球選手権神奈川大会に出場している東海大相模が、出場辞退となったことを発表した。登録メンバー17人新型コロナウイルスの陽性判定を受け、活動が停止となったため。

背番号が18番までみたいなので、ほとんど全員が陽性。一体どんな管理をしているとこうなるのか意味が分かりません。もっとも強豪校であれば、高野連に泣きを入れて補欠に変更してやれないこともないのでしょうが…。ところがこの後の記事を読むと

コロナ禍で辞退の東海大相模 門馬監督が謝罪「クラスターを発生させてしまい」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

 今年のセンバツ王者・東海大相模が、登録メンバーに新型コロナウイルスの陽性判定者が多数出たことを受け、神奈川大会を辞退した。このことを受け、門馬監督が談話を発表し「関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

関係者って誰?対戦相手なら確かに迷惑だったかも知れませんが(ラッキー♪と思われたかも知れません)、まず頭を下げる方向が違うでしょ?ってこと。あなたが謝罪すべきは生徒の保護者じゃないんですかね?ということです。スポーツが礼儀を教えるとか真っ赤な嘘ってことです。

 

高野連が更にダメなのは、

日本高野連が各都道府県高野連に感染防止対策呼びかけ 地方大会辞退続出で(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

(前略)八田英二会長(72)は出場辞退の判断を下した加盟校について「現実を受け止めることは、大変厳しいものではあると思います」と推察。「都道府県高等学校野球連盟のすべての加盟校に今一度、新型コロナウイルス感染防止対策の再確認と更なる徹底をお願いいたします」と呼びかけた。

いや、今一度って…もう遅いのでは? これで全国大会なんてやったら、変異株の交換会になることは素人が見ても明らかなわけで…。これは中止しかないですね。いっそのこと永遠に中止にしてもらえればいいと思います。