お先に失礼します!勤務時間は守り、週休日はリフレッシュタイムで!

学校の部活動指導の丸抱えはすでに「時代遅れ」!一刻も早く地域に移しましょう!!

#部活動 とクラブ活動

今回は何も資料を見ずに書こうと思います。

中学時代(昭和から平成の過渡期)、当時は「部活動」と「クラブ活動」がありました。
部活動は今と同じように毎日放課後にやっていました。
クラブ活動は、今で言えば…時間割の「総合的な学習の時間」みたいなところに当てはまっていたような気がします。

さて、「クラブ活動」は授業に組み込まれていましたから、当然必須です。
部活と同じ活動をする生徒もいましたし、そうでない生徒もいました。
6時間目に入っていましたので、例えば「野球クラブ」&「野球部」の人は6時間目から放課後まで、その日は野球をしていたわけです。
でも「クラブ活動」は今思えばかなりユルい感じだったかな。

個人的に少林寺拳法を習っていて、それをクラブ活動の一つにしてた先生もいますし、「授業の一環」だけど全員はちょっと…ってことで英語クラブでペンパルとの交流をしていた先生もいました。また美術なのにマッチョな先生は学生時代ラガーマンだったそうで、ラグビークラブを開いていました。

この週1回の「クラブ活動」は今思えば先生たちの趣味を生徒と共有して楽しむ時間だったのではないか、と元生徒としては思ったりするわけです。

で、今私は高校の教員をしていて思うのです。
本来のクラブ活動っていうか、今は一本化されている「部活動」の本来あるべき姿は、昔の「クラブ活動」のような形態なのではないかと。
教科とは一味違うことで視野を広げ、教育活動の一環として、必須ではあるけどそれぞれの趣味(運動でも文化的なものでも)をみんなが好きなように楽しめる。しかも授業でもあるので「勤務時間内」。

勉強だって授業だけで物足りなかったら塾に行きますよね?
だったらクラブ(=今の部活)だって、学校での活動だけで足りなかったら他所でやるべきではないでしょうか?
もちろんそれなりの対価を払って。

家庭負担をかけさせたくない、という気持ちは分からないでもありません。
しかし、だからといって教育現場に、何の手当もなしに丸投げ押し付けというのは話が違うでしょう。

ちょっと昔をふと思い出して書いてみました。本当にいつも以上に思い付きです。