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中学校を選択しなかったワケ

私は教員免許として「外国語(英語)」の中学校と高等学校のそれぞれ1種免許(大卒)を持っています。
だからどちらでもOKだなと思っていました。

しかし、当時、住んでいる県の採用試験の要項を見ると、中学校の試験には試験科目の中に

器械体操(鉄棒など)

が含まれていたのです。

英語の教員になるのに器械体操とか、意味分かんないんですけどー!

見た瞬間、迷うことなく中学校採用の願書をゴミ箱に放り込み、高校採用の願書を書き始めました。

しかし、教育実習は前年から申し込んでいた母校の中学校。
理由は「高校よりも近いから」という何ともなめ切った理由。
どちらで実習したって両方の免許を取れるのなら、近い方がいいじゃん。楽だし。
そんな気持ちで実習に臨みました。

さて、その実習先(母校)で、やはり「高校志望(ってこと)にして良かった!」と思うことが連発します。

1.実習生は「奴隷」である
 実習の打合せに行くと、教務主任(だと思う)がこんなことを口走ります。
「皆さんはお世話になるのだから、感謝の気持ちを込めて、早く出て来て先生方の机を拭いたり、お茶を出したり、職員室の掃除(ゴミ捨て)をするのは当然ですね。」

 まあ、世話になるのは事実だし、確かに実際に実習生を迎える立場になれば「お世話になる」ことはよく分かります。しかし、私は諸事情(笑)で人よりかなり多くの学校で働きましたが、実習生に上記のようなことをさせている高校は皆無でした。
 しかも、その中学では業務さん(昔で言う「用務員)のババ…おばさんが、ここぞとばかりに偉そうにしているわけです。さすがにそれには心底ムカつきましたね。

2.部活
 中学当時、私は卓球部だったのです。実習生にも部活を見るということが行われていました。それ自体は(当時は)何とも思わなかったわけですが、私は何故か「陸上部」を見るように言われます。理由はもう一人卓球部出身の実習生がいたから。

意味が分かりません…

なるほど、本職の先生のみならず実習生にも未経験の部活を見させる。すでにン十年前からこのようなブラックなことは行われていたのだと、今振り返ると思います。

まぁこれは高校でも同じようなことはありますが、さすがに実習生に対しては無いですね。

こうして、実習で理不尽に近い現場を垣間見ることが出来て、非常に勉強になりました(笑)。
そして今振り返ると、やはり高校にしておいて良かったと実感する次第です。