部活動について復習。部活動は「学習指導要領」に以下のように記されている。
(引用は高等学校だが、中学校も同様)
だから
ところが現実はそうではない。
(引用は高等学校だが、中学校も同様)
(13) 生徒の自主的,自発的な参加により行われる部活動については,スポーツや文化及び科学等に親しませ,学習意欲の向上や責任感,連帯感の涵養等に資するものであり,学校教育の一環として,教育課程との関連が図られるよう留意すること。その際,地域や学校の実態に応じ,地域の人々の協力,社会教育施設や社会教育関係団体等の各種団体との連携などの運営上の工夫を行うようにすること。「自主的、自発的参加」と謳っているのである。つまりこれは授業ではない、ゆえに強制力もない。
だから
ユルくやる or ストイックにやる
の選択肢があって然るべきだろう。(あとは「やらない」)ところが現実はそうではない。
ストイックにやる or 帰宅部
の2択が多いのではないかと。この2択にはデメリットが多い。ストイックにやりたい人の一部は、特定の競技を小学校とか幼い頃からやっているようだ。
種目は地域によって違うが…。
すると
顧問が「指導者」として見ることが出来ればまだマシだが、全く素人の顧問もいる。
すると子どもも指導が受けられず、先生も指導が出来ない。お互いにとって不幸である。
種目は地域によって違うが…。
すると
指導の一貫性が失われる
小・中・高と学校が変わると当然ながら教員が変わる。つまり指導者が変わるのだ。顧問が「指導者」として見ることが出来ればまだマシだが、全く素人の顧問もいる。
すると子どもも指導が受けられず、先生も指導が出来ない。お互いにとって不幸である。
また、どの段階にも指導できる人がいたとしても、方針が違えば無いのと同じである。
これまた不幸になる。
これまた不幸になる。
つまり、選手養成という視点で考えれば、部活動という制度そのものに欠点があるのだ。
しかし上述した通り、本来は「自主的・自発的参加」が出来るものだ。
つまり
好きでやるならばボランティアとして気にならないものなのに、「みんながやらなければならない」とした瞬間にそれは単なる強制労働と化す。
つまり
生徒はいつでも参加可能&先生は勤務時間内
であるべきだ。好きでやるならばボランティアとして気にならないものなのに、「みんながやらなければならない」とした瞬間にそれは単なる強制労働と化す。
これでは誰にとってもメリットはない。