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学校の部活動指導の丸抱えはすでに「時代遅れ」!一刻も早く地域に移しましょう!!

ドライバー2024年問題とは?学校も労働環境を変えないとね

今日から仕事始めという方が多いと思いますが、私は成人の日まで休暇を取っております。夏季休暇がほぼ取れなかったためです。部活のせいではありませんし、部活など引き受けてやっている暇はありません。

 

さて、2024年というと進路指導を担当している私が、今年度、企業の方から一番聞いたキーワードとも言えます。(BDKには分からないでしょう。)それは『ドライバー2024年問題』です。(言い方は様々ありますが、内容はお分かりかと思います。)いわゆる労基法労働基準法)の改正によって、物流業が回らなくなるという問題です。とにかくドライバーの成り手が足りない。

 

しかし、人手が足りないのは、何も物流業界に限った話ではありません。出生率の低下を見れば、どの業界だって遅かれ早かれ人手不足になります。と言うか既にそういう状態になっており、完全に牌の奪い合いになっていると言ってもいいでしょう。大人たち、特に今、経営を担っている層の皆さんは、今まで通りに人が集まるという発想から抜け出さないと廃業の危機に陥ると言っても過言ではありません。

 

そして、その意識に最も欠けるのが親方日の丸、官公庁と言えるでしょう。特に公立学校を運営する教育委員会(含・学校管理職)の認識のズレまくり感といったら、目を覆いたくなるくらい愚かです。二言目にはバカの一つ覚えのように「教員の魅力を…」とかほざいているのですから、困ったものです。何故教員という職(国家公務員も倍率が下がっているようですが)が避けられているのか。それは簡単に言えば、働き方、働く範囲、働く環境(施設面も含みます)が昭和の発想のままだからです。

 

どーでもいい「三観点評価」、相変わらずルール破りの部活動、保護者・生徒を「お客様扱い」の無能管理職etc.枚挙に暇がありません。教育実習の時点でマトモな学生に見限られているのが分からないのでしょうか。

 

年次研修で県の指導主事様がおっしゃっていましたよ。「あなたがたの研修は県民の税金から出ている」云々。でもね、そんな県民の税金で育てた教員が教職を離れる、しかも有能な人から離れていくのは何故でしょう?きっとそんなことに思考を巡らせたこともないのでしょう。どーでもいい調査なんかいいから、そういう検証をしてみろよと言いたくもなる。管理職試験に受かってもなお無能さを露呈している管理職候補たち、本当に愚かだと思います。そして同じ口で「教育は100年の計」とか言ってみる。あなた方は数年先だって見通せてないじゃないか!と叫びたくもなります。

 

というわけで、今年2024年は「世間の」労働環境は大きく変わります。学校は労働環境という意味では陸の孤島です。ぜひ同業者の皆さんは、自分を守る行動を取りましょう。もちろんやるべき仕事は間違い・漏れなくやることは言うまでもありません。