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学校の部活動指導の丸抱えはすでに「時代遅れ」!一刻も早く地域に移しましょう!!

学校の #部活 に外部指導員を入れるデメリットを考えよう

現在、学校部活動に外部指導員を入れようとする動きがありますね。
その名目は、教職員の負担軽減と指導力への期待でしょう。
しかし、本当に「負担軽減」になるのでしょうか?

1.資質の問題

これは指導員だろうが教員だろうが同じですが、資質でしょう。
つまり学校で行う以上、重視すべきは「教育的効果・配慮」ということです。
名目上「教諭」と呼ばれている連中でさえも、これが欠けている者が多いのも事実。
まして、教育の素人な上に「部活」を見るためだけに入り込んで来る人らに期待出来るのか?

2.施設と教員との関係

学校での部活を補助するということは、学校の施設を管理する必要がある。
しかし、学校は公共施設なので一般の人に管理させることは出来ない。
特に高校の場合は、体育館の中に管理室がある。そこには当然、生徒の個人情報だってある。
そんな所に、外部の指導員を簡単に入れるわけにはいかない。

さらに、教員を補助するはずの指導員が、教員をアゴで使うケースも考えられる。
すなわち、指導できないことをいいことに、アホみたいに練習を入れる。
「お前はカギの開け閉めだけすればいい、あとは手を出すな。」
そんな感じ。
だったら外部指導員に全て任せれば、と思うけど、結局施設の問題があり…無限ループ。

3.お金の問題

外部の人と活動を行うとなると、お金を誰が管理するか。
学校の活動なら(仕方なく)教員が管理する。
しかし活動費に教員と指導員との間で、初めから食い違いが出たら?
教員が金銭を管理して、指導員が好き勝手に使って領収書だけ持ってきて…目ん玉飛び出る!なんてことも考えうる。
(結局「1.資質」の問題にかかわるのだが)

また「賃金」となると、今でさえギャグみたいな報酬しか外部指導員には払っていないようです。(地域差あり)
果たしてこれで、やってくれる人がいるのでしょうか?
それにもし納得できる額を自治体が払ったとして、じゃあ教員には?という流れになりますよ、当然。
払えるんですかね?


と言うわけで、かなり細かい所まで協力体制が整わないと、大人のゴタゴタに巻き込まれるのは子どもですからね。
そう考えると、部活の機能は外部に出した方がスッキリすると思うのですが。いかがでしょうか?