お先に失礼します!勤務時間は守り、週休日はリフレッシュタイムで!

学校の部活動指導の丸抱えはすでに「時代遅れ」!一刻も早く地域に移しましょう!!

現状におけるストレス減少…持つ #部活動 を固定

人事異動が内示される時期と同時期に、学校内では分掌の調整が行われます。
ここで分からないのは、分掌と同様に「部活動顧問」も希望を取って調整されます。
私が勤務する学校の要覧には「校務分掌等」の欄はありますが、その中に部活動顧問はありません。
ですが、名簿の中には顧問の欄があります。不思議です。

本来、部活動は学習指導要領の総則に
「第1章第5款の5の(13) 生徒の自主的、自発的な参加により行われる部活動については、…」
とあり、教育活動としての効果は認めつつも、あくまで自主的な活動であると謳っています。
つまり部活動を行うための顧問は、生徒が自主的な活動を行うにあたり、お願いするものであろうと思うわけです。
私が顧問だ、つきましては私の言うことを聞け、ということではないと思います。

さて、私は日本体育協会公認バドミントン指導員という資格を持っています。
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なぜ時間外部活動を否定しているにも関わらずこんなものを持っているのか?
それは「押し付けられるのは勘弁だから」です。
運動らしい運動をしたことがなかった私、中学は卓球、高校は文化部。
そんな私が顧問をやったのは弓道(副)、英語、硬式テニス(副)、剣道、ってところ。

あとは女子バスケ、これは酷かった。
完全に持ち手がなくて、元も顧問が産休でその代替で入った時。
あー確かにこれじゃあ持ち手おらんわ、と思ったので
「土日すべて休みにしたから」と夏季休業前に宣言。
小学(ミニバス)時代から土日もしっかり練習&試合をしてきた生活を全否定してやりました。
当然反発もあり、一番うまい奴は、地域のチームに戻って行きました。
(その後私は異動し、後任は体育の専門家が来たので部活に戻ったと伝え聞いているw)

それ以外にバドミントンだが、それも定時制の時に年配の先生に
「俺ぁのんびりできるのがいい」とか言われ、じゃんけんに負けて引き受けたのです。

部活というのは上記のように前年度末にすでに決まっています。
だから、希望者のいない部活を持つことになる人がいます。
それが新着任者、初任者、若い人、臨時的任用(自治体によっては常勤講師)です。
そのうち新着任者の場合、それまでに何らかの実績があると希望が通ることがあります。
しかし末端の正規雇用教員にその権利はほぼ無いに等しいのです。
ここでワガママを言えば、その先に影響を及ぼすことになるでしょう。
かくして誰もやりたがらない部活を持つことが多くなります。

そんなわけで、幅を狭めてしまうのもどうかと思いつつ、行く学校行く学校でワケの分からないことに神経、時間、その他を奪われるのは御免だと思いこの資格を取得するに至りました。さすがに部活が無ければ元も子もないですが、そうでなければ他の部活を担当させるとか馬鹿でしょー?
こちらにどの部活を持つかの選択権があれば、余計なことに時間を使うことなく大事なことに回せるというわけです。
事実、この資格を取得して以来、バドミントン以外持ったことがありません。
おかげで勝手も分かるのでアタフタすることはなくなりました。

あ、大事なことなので付け加えておきますが、こんなもん持ってたって時間外の部活動は不要だと思うことに変わりはありません。
少なくとも一日二日で現状が変わるわけではないので、それまでよりストレスを減らすにはどうしたらいいか、そのアイディアの一つです。