お先に失礼します!勤務時間は守り、週休日はリフレッシュタイムで!

学校の部活動指導の丸抱えはすでに「時代遅れ」!一刻も早く地域に移しましょう!!

全ての人の願いには…公立学校の #部活動

部活の手当のことを以前にも書きましたが、「教職調整額」について。
これは「授業以外に多様な職務が無定量に存在するために、勤務内に処理することが不可能」という理由で100分の4の額が支払われる、という解釈が一般的のようだ。必ずしもこれは「残業手当」ではないのだが、残業手当が出ないことを考えれば、必ずしも異なるものでもないのかも知れない、という実に曖昧な位置づけであったりする。

これは一週間の勤務時間は38時間45分と法律で定められているので、4週間あるとして372時間/月になる。
一日当たり約18分。まぁひと月で約6時間で勤務時間の4%なのだから、平日に2時間部活動をすれば、月に3日である。
これじゃあ三日坊主だ。
(参考:平成25年2月定例会 代表質問 質疑質問・答弁全文

さて、部活動においては色々な人の色々な思いがあることが何となくわかってきた。

子どもは、好きなことを好きなだけやりたい、という子もいるし。
好きなことを楽しくやりたい、勝つためにガッツリやりたい、といったようにかなり人によってまちまちである。
(参考:部活動提訴協会

教員は、部活が一番大事というクズもいれば、部活をすることで授業とは違った一面を見ることが出来ると捉える人もいる。
また、押し付けられて残業・休日まで自分の時間を犠牲にしている、と感じる人もいる。

保護者だって、活躍できる部活があればやらせたいという人もいれば、家にいるより部活にいた方が安心という育児放棄の人もいる。
また生徒の自主的な活動であるにも関わらず「保護者会」というけったいな団体を組織して教員に圧力をかけたり、保護者同士でミョーな権力争いをしてみたり、完全に子どもを無視した行動を取るしょーもない人らもいる。
(参考:埼玉県のスポーツ施策について(簡易アンケート)

思いつくままに書いてみましたが、結局一校に一つの部活で様々な要求に応えるというのは不可能だということ。
まして正規の教育課程に入っているわけでもないわけだから、教員もそこまで気合を入れて取り組むべきものでもないと思うのだ。
そう考えれば、学校では勤務時間内に終わるようなサークル的活動に限定し、スポーツや芸術分野はやはり以前から私が主張するように外部の活動に委託する他ない。
教育は教師のみがするものではなく、保護者も周りの大人も関わるべき。
そのために、一般の社会人も子育てに関わる活動に加わりやすいように、民間企業も公務員も雰囲気を作る。
また地域型スポーツクラブやら芸術の教室にも通いやすい環境を整えるようにしないと。

ハードが揃っても、職場が寛容でなければ参加出来ないからなー。
人材がいても、場所がなければ活動できないし。