夏季休業中 若い #部活動 大好き教員の過ごし方

お盆です。部活大好き教員は今日も部活動に邁進しています。
私はちゃんと奥さんと盆参りをするべく夏季休暇を取得しております。

さて…
人間同志がすることなので、合う合わないはあると思います。
教師なのだから、生活指導をするのは当たり前。
悪態をつかれたってしっかり指導をするのが教師なのです。
だから「教諭（＝教え諭す）」なのでしょう。

しかし、これが出来ない教員がいます。部活動大好き教員です。
この手の若手教員に言えるのは、とにかく授業力がないこと。
だから生徒にふて腐れられても関係の修復が出来ない。
そして自分もふてくされちゃう(笑)
それでいて授業で魅せられないのです。

授業で魅せられないから信頼されない。
部員みたいに言う事を聞いてくれない生徒はダメな生徒と決め込む。
授業どころか人間力でも惹きつけられない。
ま、正直言って教員には向いておりません。

そんなワケで部活動大好き教員は今日も部活に熱心です。
私の周りには複数名の部活大好き（＆授業力もない）教員がいます。
毎日のように部活動に出ていて、しっかりと部員との関係は作っています。
そりゃそうです、部活の生徒はみんな言う事を聞きますから。
ますます部活にのめり込んでいくのは想像に難くありません。

私は見かねて、部活を同じくする若者と、教科が同じ若者に言いました。
「2学期に入ったらいきなり行事などで忙しいから、早めに教材研究した方がいいよ」と。
部活が同じ若者はやっています。ただし、ノートに教科書のポイントを丸写ししているだけのようですが…。
教科が同じの若者は…分かりません。
ただ、英語教員にも関わらず生まれて此の方、英検を受けたことがないとおっしゃる。
これで、生徒の二次面接の練習を割り振っていいものだろうか？と正直迷います。
今度試しに、英検準2級の問題でもやらせてみよう。

というわけで、部活大好き若手教員たちは今日も部活に熱心です。
授業が無い時間は全て遊びに使うか部活に使うか、くらいにしか考えていない。
「生徒目線」と「生徒と友達（感覚）」というのを混同しています。
だから

夏休み＝部活動

という感覚になるのではないかと思ったり、心配したり（もちろん生徒のことを）しています。

ちなみにこの若者のうち2名は3年に属しています。
生徒と話すと今後、面接練習（推薦入学などの）をしてもらうのは不安で仕方がないそうです。
そういうこともしなきゃならないのに、おそらく視野には入っていないでしょう。
少しずつ私も口出しはしていますが…あまり意に介していないようです（苦笑）。