たまにテレビにも出ていて有名かも知れません。
ま、何かと議論の余地はあるにしろ、なかなか考えさせられるところがあります。
例えば「ボランティアはしない方がカッコイイ」というところ。
その中にこんな一節がある。行政はこれに対してちゃんと答えられるかな。
『他人にボランティアをやらせようとなれば、権力者になりたいとしか考えられない。(中略)自分がやりたくもないボランティアをやっていんだから、あんたもやりなさいよ、というのは下品というよりもルサンチマンのなせるわざであろう。自分で何も考えずに、単に世間というコントロール装置の奴隷になっているだけである。』
そして次のように締めくくるのです。
『ボランティアしないとどうしても生きていけない、という人は仕方がないにして、それ以外の人は、ボランティアはなるべくするのをやめようね。本当に他人に喜んでいたいと思っている人は、お金をもらって働こう。』
でもこの本、もう書店にないんですよね。中古品は売っているようです。
買ってもそんなに高くないので(定価で390円)、失敗したと思っても笑える値段です。
部活もほぼボランティアだしね。