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学校の部活動指導の丸抱えはすでに「時代遅れ」!一刻も早く地域に移しましょう!!

ボランティアはやらない

今日は一冊の本を取り上げたいとおもいます。
たまにテレビにも出ていて有名かも知れません。
ま、何かと議論の余地はあるにしろ、なかなか考えさせられるところがあります。
例えば「ボランティアはしない方がカッコイイ」というところ。
その中にこんな一節がある。行政はこれに対してちゃんと答えられるかな。

『そこまで考えれば、ボランティアとは、本来金を支払うべき仕事をただでさせるための(特に、行政が税金を使ってやるべき仕事を人々にただでやらせるための)、巧妙なコントロール装置なのであろう。(中略)多くの人が、ボランティアをするのはいいことだと信じているのだとしたら(フリをしているだけかも知れないが)、国家というコントロール装置とパターナリズムにたましいを抜かれたからに違いない。』
『他人にボランティアをやらせようとなれば、権力者になりたいとしか考えられない。(中略)自分がやりたくもないボランティアをやっていんだから、あんたもやりなさいよ、というのは下品というよりもルサンチマンのなせるわざであろう。自分で何も考えずに、単に世間というコントロール装置の奴隷になっているだけである。』

そして次のように締めくくるのです。
『ボランティアしないとどうしても生きていけない、という人は仕方がないにして、それ以外の人は、ボランティアはなるべくするのをやめようね。本当に他人に喜んでいたいと思っている人は、お金をもらって働こう。』

でもこの本、もう書店にないんですよね。中古品は売っているようです。
買ってもそんなに高くないので(定価で390円)、失敗したと思っても笑える値段です。

部活もほぼボランティアだしね。