お先に失礼します!勤務時間は守り、週休日はリフレッシュタイムで!

学校の部活動指導の丸抱えはすでに「時代遅れ」!一刻も早く地域に移しましょう!!

どうしても #部活 をやりたいなら

炎天下で連日、部活動に勤しんでいる人もいるでしょう。
勤しまされられている人も…。

私はどうしても部活を学校でやりたいなら、やればいいと思います。
ただし生徒主導で。
もともとが「生徒の自主的・自発的活動(学習指導要領)」と定められているのですから、当然と言えば当然。
そして顧問はAdviserですから、あくまで生徒に助言を与える者です。

そのためには教員の「マネジメント力」が必要です。そして多くの知識が。
「競技者として」の経験則は唾棄すべきものです。なぜならばそれは既に過去のものだからです。
私も、一スポーツ指導員として講習会に参加します。
参加する度(2年に1回くらいしか参加できないが)に新しい指導法が紹介されると、ますますこの思いを感じます。
裏を返せば、こういう機会を作らず、その存在すら知らない自称「専門家」顧問は10年も20年も前の指導法を活用しているのです。
(実際には「指導『法』」なんて言えた代物ではないでしょう。)

ではどうするかと言えば、具体的には生徒にメニューを決めさせます。
顧問はそれを見て、運動強度、それまでの練習内容、時間的な制約etc.を踏まえてあれやこれやとアドバイスを与えます。
もちろん食い違いはあるでしょうが、そこを上手くすり合わせるのも「マネジメント力」です。

生徒は顧問の「駒」ではありません。

部活動において、暴言、体罰等あってはならないことが発生するのは、顧問が生徒を「駒」としか考えていないからです。
「駒」なのに自分の言う通り動かないから気に食わないのです。

私ももちろん怒鳴ることはあります。
しかしそれは重篤な危険や事故が発生する可能性がある時のみです。
高校生でも子どもですから、おふざけをすることはあります。
大きな危険でなければいいのですが、重大事故につながるような場合には大きな声を出さざるを得ません。
場合によっては死亡事故につながるからです。命より大事なものはありません。
顧問教師は命を守る義務があります。予防・予測できる事故の要素は出来る限り取り除かなければなりません。

バスケのヨシ(原田毅)さんのブログ記事「武井壮さん、ブラック部活に対して言及~時代の流れと部活動の変化~」にもあるように、このインターネット時代において、指導者と選手との間の情報格差はほぼ0と言っても過言ではありません。
生徒は教師と同じだけの知識を得る道具を手の中に持ち合わせています。
もしかすると、生徒の方が最新の情報を得ることが上手な可能性もあります。
つまり顧問教師が「上から」指示をしてやらせることが如何に馬鹿げているかが分かります。
そしてそのような行動が生徒の自主性を如何に摘んでいるか…。
それって教育って言えますか?

部活が教育だと言うならば、ちゃんと「教育」をしましょう。
試合の現場では指揮官でも、あくまで根底にあるのは「顧問」という立場だということを忘れてはならないと私は思っています。
それであれば、教育現場における部活動は有効に働くことでしょう。

もし生徒主導で出来ない、実権を手放したくないという邪な考えを持つ「部活だけ教員」がいるから厄介です。
だから

部活は外部に移そう

と言う事になるのですよ。

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