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学校の部活動指導の丸抱えはすでに「時代遅れ」!一刻も早く地域に移しましょう!!

国は本気でアスリート養成をする気があるのか? --- #部活動 時代の終焉

4月から
学校総合体育大会予選(春)
高校総体(インターハイ)予選(夏)
新人大会(秋)
地区だけの大会(冬)
頭に思いつくだけでもこれだけ大会がある。
この他に上記にまつわる都道府県大会以上があり、更にはしょーもない大会が頼んでもいないのに用意されている。

冗談抜きで月一ペースで何か大会が組まれているのではなかろうか?と思うくらいだ。

さて、運動競技の質を高めるため、大会を目標にすることは必ずしも間違いではない。
ただし上記のようにこうも頻繁に大会が行われると、子どもだけでなく大人(指導者)も勝たせたいが故の練習に取り組みたくなる。しかしそれでは子どもたちにいい影響を及ぼさない。

何故ならプロスポーツにもオフシーズンがあり、身体づくりをするキャンプがあり、ゲームのシーズンがあるからだ。
そういう長期計画によって最終目標(=結果を出す)を達成する。

ところが学校部活動はこういう計画が組めない。そう、大会が多過ぎるのだ。
仮に指導者が数ある大会のうちのいくつかを「目標」と定め、他は「練習」と開き直れば出来なくもない。
しかしどのくらいの割合の指導者がそう割り切れるだろうか?
その「緩急」がつけられなければ子どもたちは疲弊し、それに伴い怪我の増加につながる。

そして学校部活動のもう一つの問題は、その合間に定期考査があること。
これが生徒たちにとってはメインイベントなはずだ。
しかし言うまでもなく、特に中学校において勉強期間にあっても部活をやらせる愚かな教員がいるとのこと。
何たる愚行!
そうではないにせよ、勉強の為にしばらく部活がなく、その直後に大会ということもしばしば。
夏冬は特に過酷な気候なのだから、ここにも怪我のリスクが潜んでいる。

ハッキリ言って

大会の数が多過ぎる!少し絞れ!

個人的にはインターハイは不要だと思っている。
全国規模の大会なのに、国体と違って運営はほぼ全て高校の教員が担うからだ。
今の教員にそんな暇はない。暇な「部活だけ教員」が他を巻き込むなんて言語道断!

大会の数を最小限に絞ることで、上記したような「長期指導計画」を立てることが出来る。
でもそれは、現在のように「素人でも全員強制顧問制」では絶対ムリだ。計画など立てられない。
だから、部活動は全て地域に移行するしかない。教員にスポーツ指導まで担わせてはいけない。

外に出てプロの指導者に計画を立案してもらい、オフシーズンは他の競技クラブに行って修行してもいいこととする。
ちょうどプロ野球選手がトレーニング期に相撲部屋に修行しに行くようなものだ。
そういう交流はあってもいいし、むしろ子どもにとっては色々経験出来るので大きなプラスになることだろう。

部活動が日本のアスリートを支えた、というのはあながち間違いではない。
が、それはあくまで過去の話。今、世界で戦っている選手で「部活出身者」は少数派である。
部活動はすでに時代遅れなのだ。
もし国が本気で養成をしたいなら、抜本的に仕組みを変えないとあっという間に世界に追い越されてしまうだろう。


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