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学校の部活動指導の丸抱えはすでに「時代遅れ」!一刻も早く地域に移しましょう!!

#熱中症 による死亡事故への対応

現在の日本の夏は、運動禁止ですの続きです。

部活動の女子中学生が熱中症疑いで死亡 米沢市教委が謝罪|NHK 山形県のニュース

教育委員会によりますと、おととい、学校は夏休みで午前8時半ごろから女子生徒は部活動に参加し、活動中は顧問の教員の指示でおよそ20分おきに、水分の補給をしていたということです。

そして、気温が上がってきたことから、予定されていた時間より1時間ほど早く終了し、女子生徒は午前10時半ごろに、自転車に乗って学校を出たということです。

女子生徒は体調不良を訴えるなど、変わった様子はなかったということです。

教育委員会は所属していた部活動などについて、詳細を明らかにしませんでした。

米沢市教育委員会の土屋宏教育長は「生徒の命を守ることができず、申し訳なく、おわび申し上げる。命を守る教育を徹底していく」と謝罪しました。

(前後略)

前記事で過激な感じで書いてしまいましたが、この会見内容が正しければ、部活動そのものは気温が高い以外は、常識の範囲で行なわれていたと言ってもよいのではないかと思います。また、顧問の1時間早く切り上げたという判断も適切だったのだろうと思います。

しかし、細かいことですが

【山形・米沢市】熱中症疑いで女子中学生死亡…校長会で「熱中症対応指針」の徹底指示(さくらんぼテレビ) - Yahoo!ニュース

市は30日午前、小中学校の校長を集めた臨時の会議を開き、ガイドラインの徹底を
指示した。

また、「暑さ指数」を参考に各学校判断としていた部活動を、熱中症警戒アラートが出ている場合は原則中止することにした

米沢市女子中学生熱中症疑いで死亡 市「熱中症アラート発表時は原則部活動中止に」(テレビユー山形) - Yahoo!ニュース

今回の事態を受け、第三中学校では来月2日まで部活動の中止が決まったほか、今後、熱中症警戒アラートが発表された場合、米沢市内の全中学校で、部活動を中止することを確認しました。

どちらの報道が正しいのでしょう。

適応力があるとはいえ、30℃を超える気温の中で運動をするのは尋常ではありません。それは屋内外問わずです。(屋内で空調があるなら別ですが)

 

また、この女子中学生の通学路はかなりの急坂のようで、気温急上昇の中の部活終わりにチャリで登るような坂ではないようです。つまり、練習を早く切り上げたとしても、その道すがらは既に気温が相当高くなっており、酷暑の中の練習後に自転車を漕いでいれば危険であったことは間違いありません。何とか彼女を救う手立てはなかったのだろうか、と思うばかりです。(きっと、その日は練習をしない、が最適解だったのでしょう。)

また、次の犠牲者を出さないためにも、真夏の部活動については止めていただきたいと思います。大会なんていう「ちっぽけなもの」のために命を失うのだとしたら、本当に馬鹿げていることを大人は知るべきです。

 

※追記※

部活中に「暑さ指数」測らず 熱中症疑い、女子中学生死亡(共同通信) - Yahoo!ニュース

 山形県米沢市教育委員会は30日、同市の女子中学生(13)が部活動からの帰宅中に熱中症の疑いで死亡した事案を巡り記者会見した。部活中は気温や湿度から算出する「暑さ指数」を測っていなかったと明らかにした。日本スポーツ協会の指針では、指数が高ければ「厳重警戒」「運動は原則中止」などとなっている。

さぁ、どうしますか。