お先に失礼します!勤務時間は守り、週休日はリフレッシュタイムで!

学校の部活動指導の丸抱えはすでに「時代遅れ」!一刻も早く地域に移しましょう!!

復習しましょう、教員の職務

新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導・運営体制の構築のための学校における働き方改革に関する総合的な方策について(答申)(PDFファイル)

上にあるのは文部科学省のサイトに公表されている答申です。その第4章に『第4章 学校及び教師が担う業務の明確化・適正化』とあります。そのPDFの33ページに以下のような表があります。

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  1. 登下校に関する対応→警察や地域がすべきでしょう。
  2. 放課後から夜間などにおける見回り、児童生徒が補導された時の対応→これも警察や保護者でしょう。
  3. 学校徴収金の徴収・管理→これは事務職員がやるべき、あるいはお金のやり取りは業者と保護者で直接やるべきでしょう。
  4. 地域ボランティアとの連絡調整→これは…何なの?
  5. 調査・統計等への回答等→お上から送られてくるExcelなどがダサ過ぎる。やってもいいけど、もうちょっと勉強して欲しい。
  6. 児童生徒の休み時間における対応→何を指しているか分からないけど、休み時間くらい自由にさせてやれよ。
  7. 校内清掃→業者を雇いましょう。海外は業者です。(廊下はルンバでもいいんじゃない?)
  8. 部活動→即、廃止で。
  9. 給食時の対応→全学校に食堂を作ってやれよ。そもそもチョークの粉舞う教室で飯を食うとか正気の沙汰ではない。
  10. 授業準備→さすがにこれは自分でやるわ。
  11. 学習評価や成績処理→これも自分でやるけど、評価項目とか細か過ぎ。だいたい(特に小中の)保護者とか、評価別項目評価をちゃんと見ているのかい?
  12. 学校行事の準備・運営→まずは精選から。「生徒のためになる」からと言って増やせばいいというものではない
  13. 進路指導→専門のキャリアスタッフをちゃんと雇いましょう。
  14. 支援が必要な児童生徒・家庭への対応→これも特別支援学校に通える範囲とスタッフを増やしましょう。社会の理解も大事。

予想通りの展開 --- クラスター発生選手権

今日のYahoo!の見出しから「新型コロナ」と「学校」に関するものを拾ってみました。(内容が重複しているものは除きます)

松江の高校88人感染、強豪サッカー部でクラスター 寮生活の部員ら、遠征も(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

松江市島根県は9日夜、新型コロナウイルスに新たに92人が感染したと発表した。このうち88人が同市大庭町の立正大淞南(しょうなん)高校(北村直樹校長、生徒数309人)のサッカー部の関係者で、内訳は男子部員86人、男性教員2人。部員約30人に発熱や頭痛があるが軽症という。同校に出入りし、既に感染が確認されていた70代男性の濃厚接触者3人の感染も新たに判明。市と県はサッカー部を中心に大規模なクラスター(感染者集団)が発生したとみている。 

【新型コロナ】広島県で新たに7人感染 県立学校生など、県内410人に(山陽新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 県の発表は府中市の70代と庄原市の10代。10代の患者は、8日に感染が公表された50代教職員が勤務する県東部の県立学校の生徒。接触者としてPCR検査したほかの生徒78人は全員陰性だった。教職員ら30人の検査を進めている。

大分県で新たに5人がコロナ感染 APUの学生ら(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

5人のうち4人は同市の立命館アジア太平洋大学(APU)の留学生、1人は同大学を卒業した元留学生。8、9日に感染が分かった留学生らの友人で、7月31日に友人宅で会食したか、会食した人と接触していた。

 

中でも世間の注目を集めたのが、一番上の88人もの感染者を出した件でしょう。もちろん他県でも二ケタの感染者集団(クラスター)が発生したところもあります。

 

この新型コロナウイルスは発生して間もなく言われていたのが、感染力の強さだったはずです。だからこそ、インフルエンザどころではない騒ぎになり、国境閉鎖や都市封鎖をすることになったわけです。さらには世界的大イベントであるオリンピックを延期にしたことも以前の記事で取り上げた通りです。

 

なのに…部活はやっちゃう、代替大会はやっちゃうって…神経が無いのにも程がある。(これも前の記事に書いたかな?とにかく言葉が思いつかない。)

 

私立なんかは(若干の偏見はあるにせよ)すでに県境を越えて遠征しまくっているのではないでしょうか。もしそうなら、同じようなケースが次々に見つかってもおかしくはないです。部活があちこちにクラスターをバラまいているわけです。


それでなくても高校生は通学にしても電車・バスを使う、学校生活も選択教科があったり、昼間は学食を利用したりと、同じ教室で留まっている時間が小中学生よりも少ないはずです。さらに部活で言えば「部室」に溜まる時間だって長いんじゃないですかね?

 

松江の件で言えば寮生活をしていた生徒がいるというじゃないですか。ということは、学校として感染対策が甘かったのではないか?と言われても仕方のないことです。

 

さて、このような状況下、甲子園では選抜大会の代替大会が、都道府県ではこちらも代替大会呑気に行われています

そして新聞各紙も呑気にこれらの大会にお熱を上げています

 

無観客と言っても、どう見たってベンチは3密にしか見えませんけど…。

 

でもって、野球ほど大きく取り上げられていませんが、他の競技も代替大会と新人大会が行われようとしています。

 

選抜大会には○咲徳栄高校が出ましたが、あの学校は感染者が出ましたよね。選手・スタッフが無症状なだけで、検査後も陰性のままだという保証がどこにあるんですかね?

 

さぁ、学校現場は、それでも夏休みが短縮されたままなのは変わりません。ICTの整備が劇的に進んだ話は耳にしません。それどころか「教員のICT活用状況」の調査が先週くらいにやってくるという体たらく…。文部科学大臣はじめとして、どうやら学校教育より教育課程外の部活動の方が大事だと思っているフシがあります。日本の教育をツブしにかかっているとしか思えません。自分の身は自分で守るしかないのでしょうかね?

クラスター発生選手権?もう #部活 やめようぜ

終業式の後のホームルーム、私はいつも言うことがあります。それは「死ぬなよ」という言葉。もちろんこれは、夏休み中は浮かれた気分になりがちなので、事故や誘惑にはくれぐれも気を付けなさい、という意味です。

 

さて、日本は教育後進国なので、科学的根拠よりも美談が好きな大人が数多くいます。そこでこんなことが起きます。

【陸上】小6、中3が国立競技場に! ゴールデンGPライジングスター陸上開催(月刊陸上競技) - Yahoo!ニュース

日本陸連は「国立競技場で明るく元気に競技することで、自身を成長させる舞台になると信じております」とコメント。

 まぁ、明るく元気に競技した後に、新型コロナに感染しなければいいんですけどね。というか、何のためにオリンピックなどの大規模な大会が中止になったのか忘れちゃった大人が多過ぎます。仮に感染したり、後遺症が残ったり、死亡したりした時に、マスコミがそれらをどんな美談にするか楽しみではあります。

スポーツの素晴らしさは、どんなことであれ美談になることです。(もちろん嫌味です。)

 

さて、そんなことを思っていると翌日にはこれです。

京都の中学校 部活動で新型コロナのクラスター 練習試合相手にも広がる - ライブドアニュース

 京都市教委は7月31日、市立中学校で女子生徒6人が新型コロナウイルスに相次いで感染し、うち5人が同じ部活動に所属しており、クラスター(感染者集団)が発生したと発表した。この中学校と練習試合をした他の2校でも女子生徒各1人の感染が確認され、一連の感染者は計8人となっている。

もう、ここまで来ると、部活動顧問が面白がって感染拡大に加担しているとしか思えません。

 

部活動にはかねてから問題になっている「同調圧力」があり、簡単に休める雰囲気ではないところもまだ少なからず残っているのでしょう。そして学校行事(教育課程内)が次々と中止になっているのに、どうして部活動(教育課程外)をやろうという気持ちになるのか、私には理解できません。「脳筋」というスポーツ馬鹿を揶揄する言葉がありますが(スポーツ馬鹿、も揶揄か)、まさに部活のみならず練習試合を企画した顧問教師の脳ミソは本当に動いているのでしょうか。

 

そもそも練習試合なんて市区町村を越えて入り乱れることも多いわけですから、確実に感染リスクは高まるなんて、小学生でも分かりそうなものです。無分別な大人(脳筋部活動顧問)が無分別な子どもを集めて行うのです。劇場や「夜の街」どころではないクラスターになることは、誰にでも予想は付きそうなものです。

 

と言うかですね…部活の顧問にせよ、日本陸連にせよ、高体連高野連吹奏楽連盟(?)などの団体は、あえてクラスターを発生させる実験を行っているようにしか見えないのですが。

中毒患者?依存症?の患者から生徒を守ろう 闇で行われる #部活動

部活が制限されると、禁断症状が出てしまう人種がわが国には一定数存在するようです。

河川敷で「闇部活」続けたバレー強豪校の大問題(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

本来「立入禁止」の場所であり有料エリアである場所にコソコソと侵入し、部活動を行っていたらしい。しかも義務教育である中学校の部活とのこと。

 

しかも管理者が注意を促すと「逃げるように立ち去る」とか…。

どうせ生徒の前では偉ぶっているくせに、やましいことがアリアリなので注意されないようにコソコソするとか…。ベテランなのに小物っぷりが情けないですね。

 

スポーツマンシップって何なんでしょうね?

 

しかも上記の記者のインタビューにはツッコミどころ満載の言い訳だらけ。

そして生徒には暴言。

 

人間のク○ってのは実在するのだなと認識を新たにしました。

 

まぁ、そこまで正しいことをしていると信じているなら「学校名出してもいいよ」くらい言えばいいのにと思います。そこまでの根性は無いんですよね。その辺りが小物ですね。

 

マトモな神経の保護者および生徒の皆さんは、このような顧問に出くわしたら、運が悪かったと思って関わらない方がいいです。人生が狂うと思いますよ。このような顧問は所詮は部活中毒(あるいは依存症)患者です。付き合う価値はありません。

 

まぁこのような患者さんがいなくなるための特効薬は既に分かっています。それはありとあらゆる大会を無くしてしまうことです。彼らは大会で勝利することのみに執着していますから、これらを絶つことで、患者さんを無力化することが可能です。

期限を勝手に決めるな

新型コロナウイルスの影響で、学校に蔓延る部活動(道?)が変わろうとしている…のかな?ウイルスは弱まって欲しいが、部活は復活して欲しい人もいるようです。

 

報道も含めて聞かれる意見(?)の中に多いのは

「高校3年間の最後を…」というもの。

私はこの表現に違和感がありました。

 

学校の部活で行われているものは、基本的に趣味ベースで出来ることばかりです。それなのに、最後にさせられてしまう。おかしな話です。

 

私は入部してくる時に「卒業しても出来ることだから、少しでも技術が身に着いた方が楽しいよね」と声を掛けます。スポーツにせよ文化活動にせよ、生涯楽しめることのはずですからね。

 

結果にこだわるということは、顧問(や学校)は称賛され、生徒はプラスして進学に有利になる。本来ならばオマケであることに重きが置かれているからに他なりません。

 

別の言い方をすれば、このような見返りを期待することで、学校部活動はスポーツや文化活動の本来の楽しさや面白さを完全に消してしまっているということになります。これは罪深いことです。

 

ぜひ、これを機に学校から部活動を排除し、子どもたち(そして教員も含む大人も)が自分の好きな余暇活動に、適切な形(指導・経費など)で参加出来る様な社会を作りたいものです。そうすれば、好きな事を勝手に終わりを告げられることなくずっと楽しむことが出来るに違いありません。

地方大会…じゃあぜひや…ってください!

インターハイ夏の甲子園新型コロナウイルスの影響で中止の決断をしたというのに、この期に及んで地方大会を開催するような動きがちらほら。

 

理由は…高3生に最後の舞台を(みたいな)とのこと。

馬○なんですか?

そもそも、大きな大会が(オリンピックも含めて)中止になったか、もう忘れちゃったのですかね?大会会場がクラスターになる(可能性がある)からですよね?なのに、地方大会ならクラスターにならないとでも??

 

高○連の関係者には脳ミソが動いている人はいないのか?

 

まぁ、でもね。私も堅い人間ではないので、そこまで言うならやらせてあげる案くらい出しますよ。

 

条件1:やりたい人だけが参加と運営

それはそうです。生徒だって、もう9月には就職試験が始まるし、受験だって総合型選抜入試(旧称:AO入試)が始まります。ですから、実際にヒマな3年生なんていませんよ。だからそういうことを棒に振ったり、出遅れる覚悟がある生徒が出る。そして教員も大会運営を積極的にやりた人だけで運営し、立場が弱い若手や非正規教員に強要しないようにしましょうね

 

もちろん、生徒が参加したいと言っても教員は引率を拒否することが出来ますし、顧問が出るんだ!と言っても生徒は参加を拒否できます。ですから、生徒だけでの参加も可能になります。もし大会会場でトラブルやアクシデントがあった場合は、どこの生徒に関わらずその場にいる大人が対処します。

 

条件2:3年生のみ参加

それはそうです。世間の同情の的は「高校3年生の最後の晴れ舞台」です。なのに他学年の生徒が出るのは単なる便乗です。そういう汚いことをしてはいけません。3年生のために実施するのですから、他学年の参加は禁止です。(応援は許されます、他の条件を満たせばですが。)

 

条件3:欠席扱い

勝手にやる、という扱いなので生徒は公欠にはしません。また教員も出張ではなく年休などの有給を取得して運営などに参加しましょうね。

 

条件4:参加後の隔離

海外渡航者と同じ扱いにします。万が一、大会会場がクラスターにならないとも限りません。ですから、参加最終日から2週間は自宅などでの隔離生活をしてください。

 

条件5:責任者と責任の明確化

日本の組織はこれがあいまいですよね。発生した時の責任者と責任の取り方を明確化しましょう。何となく誰かが「ごめんなちゃい」と言えばいいのではなく、誰がどんな補償をするか、明確化しておきましょう。これで対策は万全です。

 

結構思いつきに近いのですが、いかがですかね?(執筆時間:7分)

プロになりたければ就職試験を受けましょう

今年度の夏の甲子園がなくなり、ホッとしています。

ネットでは「最後の夏を」とかいう声が聞こえてきますね。

高校生が言うならまだ可愛い(本当は可愛くない)ですが、イイ歳こいた大人が言っていると「よくもまぁ今までその程度の判断力で恥ずかしげもなく生きてきたなぁ」と思います。そんな時に目に入ったのがこの記事です。

 

球児救済! 今秋トライアウトプラン、プロ野球サイドが検討(サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース

 

まったくブラボーな記事だと思いました。よくよく考えれば(考えなくても)高校野球は所詮は、学校の教育活動、しかも教育課程である部活動のうちの一つだということ。つまり特権階級でも何でもないのです。よく聞け、○鹿どもが!

 

他の記事でも書きましたけど、そもそも教育課程外の部活動の結果如何で(百歩譲って就職できても)進学出来ること自体が間違いなのです。もちろん体育学部やスポーツ系学科なら許せますが、甲子園(あるいはインターハイ)に出場したことと、(例えば)文学部に入ることの関連性はあるのでしょうか?そんなことはサルでもわかります

 

甲子園にはプロや大学のスカウトが大挙して、選手を品定めするのでしょう。マスコミも「注目選手」とか言って煽ってみたり。でも、今まで書いたように、大学や高校はあくまで勉学のための場だということを忘れないで頂きたいです。

 

ですからね、プロ野球の人たちも「ドラフト」みたいなことをやめて、全てトライアウトという就職試験を課せばいいんですよ。大学とハロワ経由で高校にも求人票を送って、ちゃんと給与条件を書いて、選手を集めたらいいんです。プロというのは日本語に訳せば「職業野球」ですからね。そうすると人気の有無や偏りという問題も出そうなものですが、それこそ企業努力でどうにかしてください。WANTEDLYのCMでも「想いが伝わる」ってやってるじゃないですか。そもそも求められないということは、淘汰されるより他はありません。

 

もちろん、高校や大学に入学するのも(こんなの当たり前すぎるのですが、分からない人もいるのであえて言いますが)学力試験を受ければいいのです。そうすれば野球(や他の事)は抜群に出来ても知能がサル以下という高校生や大学生はいなくなることはなくても、格段に減るでしょう。

 

もちろん高校野球も無くなります。どうしても授業<部活という教員は、学校を辞めましょう。そして球団を立ち上げるなり、独立リーグなどの下部組織を作るなりして選手を集めましょう。そこで大会をするのです。選手は高校に行かないで中卒でも構いません。そもそも野球やその他部活動で進学するような人は勉強になんて興味がないのですから。

(同様に、部活をしたくて教員になったような人は、授業になんか興味がない。)

 

もし高校の資格が欲しいのであれば陸上自衛隊高等工科学校のカリキュラムが参考になるでしょう。ぜひやってみてください。野球などの片手間に高校の資格も取れますよ。これは野球に打ち込みたい人にも、学校にもメリットが大きいです。学校にとっては何と言っても、部活しかやる気のない教員と生徒がいなくなってくれますから。

 

まぁそれでも、もし野球(や他の部活的活動)ばかりして、時が流れてイイ歳になって、やはり勉強が必要になることもあると思います。教育行政がやるべきは、15歳で高校…という言わばメインストリームばかりではなく、勉強がしたい・必要だとなったら学べるようなシステムの構築だと思います。 

 

この新型コロナの影響で、あらゆる生活スタイルが変わるでしょう。そして今、学校の特に部活動のありようも変化すべき時に来ていると考えます。もちろん学校の仕組みは言うまでもありません。

 

部活動は外部へ!!