やばばば…闘魂注入だってもっと緩い(はず)の続きです。(しつこいですね)
こんな記事もありました。
高校ソフトボール部で女子部員に男性教諭が“体罰” あご外れるなどの重傷負う 翌日も… 学校側は謝罪「強化部なので…」(日テレNEWS) - Yahoo!ニュース
(前略)
――他の生徒に対する体罰は?
姫路女学院高校 摺河祐彦校長
「他の生徒に対する体罰事案は、全く聞いておりません」
ただ、保護者説明会では、別の保護者から“他の部員にも暴言があった”との報告もあったといいます。
――どんな先生だった? 今まで体罰のような、厳しく生徒にあたることは?
姫路女学院高校 摺河祐彦校長
「自分にも厳しい教員で、生徒に対しても厳しく当たる、そのような傾向はあったのではないかなと。強化部なので、なんとか成績をあげなければならないと指導していたのではないかと」(後略)
もちろんこの顧問がやらかしたことは紛れもなく犯罪行為です。しかし、校長のこの無責任とも言える発言は何とかならないものでしょうか。
少なくとも強化部ならぬ部活動を作り、成果を求めていたのは学校のトップたる校長であり理事長などでしょう。何と言ったってこれらの部活動で生徒集めをしていたわけですからね。
この生徒の親だって、(そんなことはあるはずない)と思いながら、「一発どつきますよ」なんていう言葉を本気にせず、せいぜい気合いを入れるくらいに思っていたはずですし、半ばそういう指導(本当は指導なんて言いたくない、反吐が出る)を黙認していたと思われます。そういう意味でも、保護者だって我が子に期待ではなく「成果」求めていたとも言えます。少しくらい手荒いことをされても成果を出して欲しいと思っていたのではないでしょうか。
一体、何人の子どもが犠牲になったら、子どもたちが正常なスポーツ活動が出来るようになるのでしょうか。いつからスポーツを含む活動が大人の欲を満たす道具になったのでしょう。
学校はあくまで勉強をする場所です。どうしても勉強には期待できない代わりにスポーツなどをしたければ、高校以上に進学しなければいい話です。文部科学省もスポーツ庁ももっと真剣に議論して欲しい。これ以上、子どもの犠牲者が出ないように強権を発動することを辞さないくらいでやって頂きたい。