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学校の部活動指導の丸抱えはすでに「時代遅れ」!一刻も早く地域に移しましょう!!

ついに国(〇民党)がトチ狂ったことを言い出した --- #部活 に国家資格?

実は教育職員免許状(通称:教員免許)は国家資格ではありませんで、各都道府県教育委員会が発行するものです。まぁ運転免許と一緒ですね。もちろん無ければ授業はできませんし、児童生徒も単位が認められなくなります。

 

さて、こんなアホなニュースが出ています。

部活指導者の国家資格整備を 自民、「地域移行」で提言(共同通信) - Yahoo!ニュース

(前略)

部活動の地域移行は、段階的に取り組む3年間の「改革推進期間」が本年度からスタートしたが、受け皿となるクラブや指導者の確保、保護者の負担増など課題も多い。提言案では、自治体主導の推進体制整備を求めたほか、…。(後略)

なんともはや…もう意味が分かりません。なぜ地域移行するはずなのに「部活指導者の」、なのでしょう?

結局、地域移行する気ないでしょ?

 

そもそも何度か取り上げている(と思います)ように、

  • 運動部は既に「公認スポーツ指導者」という(民間だけど)資格がある。
  • 各競技は少なくとも小学生までのチームが地域にはある。
  • 武道の道場は無数にある。
  • スイミングや体操などの習い事も、既にスポーツクラブが存在している。
  • ピアノなどの楽器を習うための音楽教室がある。
  • 絵画教室、書道教室、茶道なども既に教室がある。
  • 将棋や囲碁教室もある。

あと、足りないのは何ですか?鉄道研究会などですか?漫画研究部ですか?でもそういう趣味の人たちは、それなりのお店などに出入りして交流を深めたりしていますよね、既に。

 

上に挙げた例は、数十秒で思いついたものですが、ここまで考えてはっきりするのは、これらのものを学校が部活動という形で(ほぼ)無料で抱え込むことで民業圧迫をしているということです。そういう意味で、学校の罪は重いですよ。しかも部活動は教育課程外の活動、授業などとは性質が異なるものですから、学校から消滅しても本来は痛くもかゆくもないものです。

 

ここまで言えば、そもそも学校に部活動というものを残す意義はありませんし、自〇党が言う部活指導員の国家資格なんてものは〇ソみたいな案であることは明白です。国家資格にすることで、どこかの機関やら企業(例えば〇ソナみたいな)が儲かる仕組みでも画策しているのではないかと疑いたくなります。

国会議員のセンセイたちは、貴重な税金を使って無駄話に花を咲かせていないで、もっとマトモな議論をしてください。無駄に予算を確保するのではなく、まず教員から要らん仕事を削って、もっと必要な(例えばSSWとかSCを常駐させるような)予算をしっかり確保してくださいよ。こんな国家資格なんていう案は赤点ですよ。

だいたい、部活動でやっていることなんか、趣味の範囲内です。いくらその世界で活躍させたいと保護者がBDKが思って仕込んだとしたって、たかが知れています。さっさと外部化して、必要なお金払って趣味の範囲で楽しんだ方がノー・ストレスですよ。