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学校の部活動指導の丸抱えはすでに「時代遅れ」!一刻も早く地域に移しましょう!!

#部活動 で学校選びはしないで!---公立学校の教員は異動があります

こんなつぶやきを見つけました。(フォローしていないので記事のみ転載)
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こういうことを言う保護者や他の部活大好き教員は少なくない。
中学校は基本的に学区制で学校も顧問も選べないけど、高校は受験で突破する前提があれば選べる。

ただし、本当の意味で顧問を選んで入学出来るのは「私立」だけでしょう。
何故ならば、公立学校の教員は「人事異動」があるからです。
もちろん私学もグループ内での異動はあるに聞いています。
しかし、部活の顧問(監督)に関しては、結局そういう人は「部活」をするために雇われているので動かない可能性が高い。
(もっとも、結果を出すことが出来ずに更迭されることはあるでしょうが…。)

すると「部活動に限った」指導力を持った教員目当てで高校を選ぶと、いざ入学したら全くの未経験者がその部活を持っている(持たされている)可能性が十分にある、ということ。
(これで「詐欺だ!」なんて叫びそうな保護者が居そうですよね。)

こんな単純な理屈というか仕組みと言うか、を理解せずに学校(あるいは未経験orそこまで指導力がない教員に)文句を垂れるのは愚の骨頂だということです。

そう考えれば、やはりスポーツなり芸事を全て学校で丸抱えするのは限界がある、ということ。
私が担当する部活のように、将来金にならない(笑)ものならハッキリ言って将来のための「趣味作り」程度でいいと思っています。
結局、将来金になりそうな某競技が無償選手養成をしているから、他の競技もアホみたいにやっているだけなのです。本当に迷惑な話です。

どうしてもいい選手を育てたい、そう思うならば

外でやれ、外で!でもって帰って来るな!

と思うわけです。

実はこの方が多くの人にとってメリットが大きいのです。
確かにお金がかかる(かも)、安価で物事に取り組みにくくなるという批判はあるでしょう。
でも実際は入ったら抜けにくいシステム、教員の金銭的・時間的負担の問題などデメリットの方が多いのが今の部活動制度です。
もしこれが外部に全て移れば、今回挙げたように指導者が思ってたのと違う!ということが無くなります。
指導する方だって(小・)中・高と一貫して指導が出来るじゃありませんか。
しかも受益者負担、部活に入っていない子の「生徒会費」まで遣うという「泥棒行為」をしなくて済みます。
(今は部活動は「教育課程外活動」なので、生徒会予算を使うこと自体、本来ナンセンスなのだ。)

部活動大好き教員の皆さん、ぜひ部活を学校内から外に連れ出して下さい。
部活動にしか自分のお子さんの未来を託せない保護者の皆さん、ぜひあなたの信じている先生に外で部活(的)活動をするようにご提案下さい。