お先に失礼します!勤務時間は守り、週休日はリフレッシュタイムで!

学校の部活動指導の丸抱えはすでに「時代遅れ」!一刻も早く地域に移しましょう!!

日本大学アメリカンフットボール部事件について

色々な人が色々なことを呟いたり、著名人は記事にしているので、私は思ったことをここにメモしようと思います。
Twitterで呟いたことの再構成、ともいう。)

原因はいろいろあると思いますが(色々、が多いな)、大学、高校、中学の部活は、いずれにせよ「所詮、部活はお遊び」という所に収まりきらなくなったことではないかと思います。

私のみならず多くの方がおっしゃる通り、部活は「自主的自発的活動」であるのです。
学生/生徒が勝手にやればいいことなのです。大人は見守るだけでいいはずです。

そこに中体連やら高体連やら高野連といった団体が入ってきて、大会を開く。
すると子どもの「勝ちたい」という気持ちを逆手に取り、自らを「名将」として売り込みたい大人が出現する。
そうなれば、大人たちが子どもをダシに勝敗に血眼になるのは当然の流れと言えそうですね。

そして、追い打ちをかけるのが「父母会・保護者会」という存在。
我が子だけでも活躍して欲しいし、あわよくば進学(≒裏口入学)に有利になるので、当然、活動には気合いが入ります。

余談ですが、今回の件で「父母会」が記者会見で話していましたけど、大学生にもなって「父母」に世話になってんじゃねーよ!って思いました。(思いませんでしたか?)

周囲の大人が血眼になる理由はもう一つ、それは特に学校(経営者)側からの見方です。
学校側から見れば学生は、その組織の「広告塔」として機能するという点です。
本来、広告として機能するならば、この場合は大学が学生に広告料を支払う必要があります。
もしかすると学生たちは学費の免除などの特典を広告料の代わりとして受けているのかも知れません。
またその前に、入学試験で何らかの便宜(スポーツ推薦など)を図ってもらっている場合もあり得るでしょう。

しかし、大学(や高校)は言うまでもなく、勉学に励む場所です。
それを、それとはまったく関係のないスポーツで入学資格を得たり、入学試験で有利に働くというのは極めておかしな話です。
スポーツ推薦は、高校生や中学生(の保護者)に「勉強はしなくてもいい」というメッセージを発しているのと同じことです。

今一度、大学や高校は学生/生徒募集について真剣に考える必要があります。
さもないと、権力者と勘違いした指導者(もどき)がおかしなことをしでかす事件が減ることはないでしょう。

強制的にするならば、文科省スポーツ庁などが、高体連高野連・中体連などの組織を解体し、スポーツ・文化活動を本当の意味で子どもに返す必要があります。(これが出来るのが誰なのか分かりませんが、出来れば自浄作用に期待したいですね。)

もっとも、大学とスポーツを切り離せば様相もだいぶ変わって来るでしょうけど。
実業団という受け入れ口もあるかも知れませんが、今の企業にそこまでの体力は残っていないでしょう。
やるなら今です。




GW中の部活~今年の場合~

結論から言いますと…

一回も顔を出しておりません

この連休中、ずーっと好きなように家でゴロゴロしております。

一緒にお仕事をしている主顧問の先生はだいぶ年下。

「やはり私みたいなオジサンがいたらやりづらいでしょ?」
とストレートに聞いたら
「それは…そうですね」と苦笑いしていました。

そんなわけで、いざと言う時(部員がもめ事起こしたとか)に出て行くようにしましょうかね?…と伝えたら主顧問の顔が安堵の表情に(苦笑)
まぁ、若い時って、年上の先生がそばにいるとやりづらいと感じますよね?
(私はそうだった)

で、GW中の部活ってどうなっているのかと言うと、年度当初渡された予定表には全てOFFと書いてありまして。
主顧問に聞いたら、生徒がやりたいと言ったらどこかに連れて行くと言っておりました。
ちなみに、その際の私の同行は求められておりません。

つまり…「一回も顔を出していません」し、実施していたかも謎です。
そんなわけで、ゴールデンウィークは、私にとってフリータイムでした。
十分にゴロゴロさせてもらいました。

連休って…休みですよね。連なる休みと書いて連休。
休みに休まなくってどうするんだ?って感じです。



学校における全ての教育活動は職務命令であるはず

タイトルの通りですが、勤務時間・授業・分掌・そして部活動も全て管理職(校長)による職務命令による。
それを職員会議で確認しているはずである。

だからこそ、各教科の学習指導計画を含む「指導計画」を年度当初に提出し、それを各管理職が点検し、押印しているはずだ。
計画表には「部活動」のものも存在する(と思う)。

さて、前提条件として「超勤4項目」には部活動の指導は含まれていないし、休日は勤務を要しない。
残業は出来ない「決まり」になっているから、勤務時間内なら部活の指導は可能である。

さらに文科省より出された「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン骨子(案)(PDFファイル)」の3ページ目にあるように、週に2日以上の休養日を入れる必要がある。

にも関わらず、実際にはどうか?
管理職の中でこのような週休日設定をチェックしている人はどのくらいいるのだろうか?
指導計画があったとしても、それは年間のもの。そこには活動日の詳細など記述されていないし、出席簿のように毎日の記録が残るわけでもない。
つまり、部活動も管理職の職務命令で行われるにも関わらず、実際は野放し状態ということだ。

顧問が好む好まざるに関わらずこの状態なわけだから、勤務時間外の部活が「包括的職務命令」なんていうことを言われているのではないだろうか。自主的活動の時間なのに職務命令。

意味が分からない…。


もし、部活動の適切な運営を管理職が考えるのならば、常に管理職は各部活のスケジュールを完全にチェックしなければならない。そうでなければガイドラインを逸脱しているか否かなど分かるはずがない。そして、逸脱している顧問には適切な指導をしなければならない。それが管理職の仕事というものではないだろうか。

それが出来ないのであれば、管理職が法令(等)の違反を分かっていながら命じている、あるいは黙認しているのと同じである。労務管理が出来ないのなら、管理職を辞めるか、その座は守りつつ部活動を完全外部化するように動く外はない。



今年の立場

昨年までは未経験且つ、そのスポーツをしている子(女子)とは学生時代からそりの合わない部活だった。
異動をし、自分が指導出来る部活の副顧問になった。
まあ、指導も出来るし、主顧問も良さそうな人だし、何より学校として部活がそもそも盛んではない
体育館部活にありがちな、勤務時間終了時刻に練習開始、とかも無い。

つまり

ユルく出来る環境が全て整っている。


というわけで、確実に自分のペースで出来るわけです。

私はまず、主顧問氏に「求めていることは何ですか?」と問うた。
主顧問氏は「いや~、指導もお願いします」とおっしゃる。
とりあえず自分の条件(家庭の事情等)をそこそこ話して、かなりユルく出来ることが確定。

日曜はやりません。土曜はやってます。
でも土曜に関して私は気分によって練習に付き合ったり付き合わなかったりです。

適度にユルく出来る。これでメタボ解消かな。

部活動の成果の加点

中学時に部活で活躍をして、進学の際に加点してもらおうという動き。
まぁ気持ちは分からなくもないです。
実際、私が今まで勤務した学校は何らかの形で部活の結果を加点していました。
(各高校のウェブサイトにも大まかな基準は公開されています。)
しかし、見てもらうと分かりますが、正直言って微々たるもんですよ。

毎日毎日、土日も祝日もぶっ潰して、県大会に出たってたかが知れてます

そして、高校の教員にも思惑があります…が、外れることが往々にしてあります。
部活点で点数が水増しされて入学したのに、その部活に入らない、という事態…。
申し訳ないが、傍から見たら笑えます。

とある生徒と話していたら、そこ生徒はある運動部で県大会(しかもそこそこ上位)まで進んだらしいのですが、高校では文化部に入りました。理由は

もういいかな、って思って…。

つまり、もう中学まででお腹いっぱいなのでしょう。
結構、こういう子どもって多いのではないかと思うのです。

これによって報われないのは中学の先生も一緒でしょうね。
あれほど時間を掛けて育てたのに、高校ではやらない。
(やらないどころか、嫌悪感を示す子もいる…。)

ホント、一から考え直した方がいいですよ。部活のこと。



私財を投げうっているのかな?

こないだ、個人的に市民体育館でバドミントンの練習をしてきたのですが…。

隣のコートには中学校のジャージを着た数人の女子がコートを作り始めています。
この子たちも遊びかな?と思ったのですが、シャトルの箱(10ダース入り)を持っていたので、いわゆる「ガチ」のやつです。

予想通り、大人(≒顧問)が後からやってきました。
そのうちノックが始まります。

でも見ていると変なんです。10人近くいる中で、ノックを受けているのはその半分くらい。
その他の子は別のコートで練習をしています。この子らは明らかに実力が「下」。

推測するに、レギュラーの子を練習させるために、学校外の体育館を借り練習。
でも「部活」という括りのために、非レギュラーの子も呼ばれているようなのです。
時間は夜の7時~、私は8時で上がりましたが、練習はまだ続いていました。

きっと補欠の子も、何が悲しくて付き合わされているのか?と思っている子もいるのではないでしょうか。
大して面倒(指導)も受けさせてもらっていないのに。
(参照:読書感想文…『補欠廃止論』 #部活問題 も有り

顧問の先生は比較的若い感じの人でした。(推定)
授業研究しなよ…顧問さんよ…。




#学校部活動 の問題点は大会(等)

平日大会…授業を潰さざるを得ない。
休日大会…休みを潰さざるを得ないどころか、平日は休めない。

大会に出ている連中はいいのだけど、補欠は観に行くだけ。
それならまだいい方で、役員補助をやらされる(無償)。
こういう場面でボランティア精神(笑)を養われるのだろうか?

そして平日大会は授業をツブすなり振り替えざるを得ない。
特に高校は選択科目があったりするので、振り替えや交換は容易ではない。
結局、自習課題を出すことになる。
私は最大、4日間、十数時間の課題を作らざるを得なかったことがある。

そして休日はは上記の通り。
週休日振り替えはほぼ無理。平日は授業という動かさざるを得ないスケジュールで縛られているから。
取るとすれば長期休業か、考査の期間に上手いコト休めそうだった場合。

でも、きっと長期休業でも部活をやらされて休めない先生、多いんだろうな。