お先に失礼します!勤務時間は守り、週休日はリフレッシュタイムで!

学校の部活動指導の丸抱えはすでに「時代遅れ」!一刻も早く地域に移しましょう!!

#BDK の成れの果て--一般人もタダ働き

以前にも書いた、○ドミントンの大会の審判員の報酬についてです。

先日、審判員の資格を持つ私の元へ一通のメールが届きました。要旨は

小学生の大会があります。審判をして下さい。

協力お願いします。

実際のメールも10行に満たないものでした。要項も添付されていませんし、もちろん報酬についても一切書かれていません

 

バカにしてる?

 

大会と名が付くものには、高校生の大会では野球でもバスケットボールでも審判員を雇っています。バスケについては(額は知りませんが)報酬を渡しているのを私は見ています。しかし個人種目の特性なのか、バ○ミントンは生徒にやらせています。それも負けた生徒や補欠の生徒にです。

 

負けたって選手なのだから参加費は払っています。参加費を払って、負けたら審判をやる。審判は他種目ならば手当が出るのに、バド○ントンの場合はタダ働き。選手でない生徒は、本来授業を受けてもいいはずなのに、わざわざ応援に行ったら審判をやらされる。だって「手が空いているでしょ?」という理由で。(そして「いい選手のプレーが間近で見られるのだから勉強になるよ!」という余計なお世話も付いてきます。)

 

こういうことに何の疑問も持たない人たちが競技を続け、審判資格を保つとどうなるかと言うと、冒頭で書いたように休日にタダ働きをしても一切疑問を持たない大人になります。

 

こういうブラックな大会運営をしないための提案をしてみたいと、思い付いたことを書いてみます。それは

  • 大会参加費を現在の10倍程度にする。
  • 審判員(線審・得点係)に1試合当たり¥1,000程度の審判報酬を払う。

審判と言ってもバドミ○トンの場合(他種目もそうでしょうが)生徒であっても資格を持っています。有資格者をタダでコキ使おうという発想がそもそも間違っているのです。したがって、有資格者に敬意を表するためにも高校生(中学生)であってもお金を払うべきです。

 

そのために、選手として参加したいのなら相応の参加費を払わなければならなくなります。しかし上記のことを考えれば安いものです。

 

ですから、もし多額の参加費を払って参加し負けてしまったら、凹んですぐ帰宅してもよし、払った参加費を少しでも取り戻すべくその後の試合の審判をしまくってもよしとするのです。

 

審判は事前もしくはその場で募集し、集まらなかったら競り方式で報酬を上げることも厭わないこととします。(でないと、試合が成立しませんからね。)

 

ま、そんなことを中高生(中体連・高体連)の大会でやろうもんなら「教育の一環!」とかいう、思ってもいないうわ言が聞こえてきそうな気もします。もしそうならば、タダ働きを是認する人でなし大会運営こそが間違えているわけです。したがって、児童生徒の無償強制労働を回避し、適正な運営をするならば部活動制度は廃止し、外部に委託するしか道はありません。