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学校の部活動指導の丸抱えはすでに「時代遅れ」!一刻も早く地域に移しましょう!!

#部活動 大好き保護者必見…残念なお知らせ

中学校で部活をガッツリやっている(やらせている)お子様をお持ちの保護者の皆さん。
またまた残念なお知らせをしておきます。
それは

大会の結果がモノを言うのは高校入試までです

ということ。
ま、高校くらい出ておけばいい…程度の低い認識なら構いません。

ただし今どき高校卒で出来るマトモな仕事はほぼありません。
マトモな仕事が欲しいなら、下手な短大に行くよりも学力を求められます。
部活をやっていた子を求める職場もあります。よかったですね。
ただしほとんどがブラックですが…。

さて、部活を高校でも一生懸命、土日も祝日も、放課後も行うことに疑問を持たない親の皆さん。
結果を出せば大学だってどうにかなる、なんて甘っチョロい考えをお持ちだと思います。
しかし結論から言いますと、

ブロック大会で上位に入るくらいでないと意味がない

ということです。言い換えれば、調査書の記載では県大会出場程度は何の価値も持ちません。
つまり、部活をやっている万年補欠とレギュラーの県大会出場実績は、調査書の読み取られ方としてはイコールだということです。

もちろん本人がそれを誇りに生きていくことについては価値を認めないわけではありません。
あくまで上級学校に提出する調査書記載事項の価値ということです。

上昇志向があったり何かに打ち込む姿勢は立派だし否定する気も毛頭ありません。
しかし本来の学業を疎かにし、部活にのめり込むのはいかがなものかと思います。
教員もそうです。達成感を味わあせることが出来るというのは分かります。
しかし教員ならば、本業の授業でそれをさせるのが本筋ではないかと思うのです。

話を元に戻しますが、そうなると部活をほどほどに勉強をさせないとどうなるか。
結局、進路選択の幅は狭まり、Fランと揶揄される大学しか選択肢がなくなります。
そうでなくても部活で進学する人はその種目をやり続けることを強要されますが、怪我などでダメになったらポイ捨てです。
場合によっては奨学金を借り、年間ン百万円を支払い、勤める先は良くてブラック企業
部活で培ったブラック精神で四六時中安い賃金で働かされ、気づいたら廃人。

こんなはずじゃなかったのに!と思っても手遅れです。


というわけで、中学校や高校でトチ狂ったように部活に参加させている保護者の皆さん。
もう一度冷静に考えてください。
その部活が、お子さんの飯の種になるわけではないのです。

いち「進路アドバイザー検定合格者」からの意見でした。

あ、そうそう。私の住む県内には高校入試で調査書(内申書)の特別活動を見ない学校もあります。
でもそういう学校はいわゆる「バカ学校」ではないですから、部活バカは入れません。
なのに部活ではそれなりの成績を残します。要は頭を使っているから。使える頭があるからです。