お先に失礼します!勤務時間は守り、週休日はリフレッシュタイムで!

学校の部活動指導の丸抱えはすでに「時代遅れ」!一刻も早く地域に移しましょう!!

令和5年の部活動削減に向けて、まずは野球でしょ。

先日、休日出勤をしていましたら、某運動部員の保護者からの電話を受けました。

上に繋がる大会なら分かるが、何故しょうもない記録会まで出るんだ?しかもコロナも収まっていないのに、電車で遠方まで行くのかetc.

分かりますよ、そうですよね、私も他人事ながらそう思いますよ、うんうん。

 

さて、コロナ禍の中、高校野球はそんなコロナなんて存在していないかの如く、秋季大会をやっていますね。本当に神経がないのでしょうか。そんな中、下記のような記事を見つけました。

現役高校生・大西が存在感 三重高虎B・C 都市対抗東海2次(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 仕事ではなく、勉強と野球の両立を目指す高校生の「社会人野球選手」が、都市対抗優勝の経験もある企業チームに立ち向かった。

(中略)

 大西は中高一貫鈴鹿中等教育学校の5年生だ。中学1~3年は軟式野球部に所属し主に投手を務めたが、高校に当たる4年生以降は野球部がなかった。「どんな形でも野球を続けたかった」と、三重高虎B・Cが中学3年生向けに開催した練習会に参加し、入団を希望した。チームは2005年、津市出身で元阪神タイガース松下立美さん(64)が設立した。プロ野球で培った技術や考え方を地元の子供たちに還元し、野球界を盛り上げたいとの目的があったチームに大西は歓迎された

 

何とも素敵な話ではないですか。まず、この社会人チームの姿勢と理念が素晴らしいです。そしてこの大西選手も学業と好きなことの両立をブレずに行っております。中等教育学校ということは、かなり勉強も出来る生徒なのだと思います。こういうのを文武両道と呼ぶのではないでしょうか。

 

令和5年度から、まずは週休日の部活動が外部化されていく…はずですが、一向にその動きがあるようには見えませんね。やはりこのような条件で手を挙げる学校外の人材がいないということでしょうか。裏を返せば、それだけ学校の教員を酷使し続けてきたということに文科省などの行政機関や、任意団体の分際で教員を奴隷扱いし続けてきた高野連高体連などは猛省すべきでしょう。

 

野球のみならず、学校外のスポーツチームの関係者は、ぜひ中高生を広い心で温かく出迎えて欲しいと思います。子どもたちも自称・各種目の専門家を名乗る教員よりも本物の専門家を望んでいるはずです。ですから、学校から根こそぎ選手を引き抜いて頂けると幸いです。