お先に失礼します!勤務時間は守り、週休日はリフレッシュタイムで!

学校の部活動指導の丸抱えはすでに「時代遅れ」!一刻も早く地域に移しましょう!!

GWの牛丼チェーンにて

休日はよく、徒歩圏内の某チェーン店の牛丼を頂きます。今日もお昼はそうでした。ここで気づいたことがあったので、部活問題とは少し違いますが、大枠ではつながるかなと思って書いてみます。

 

いつもであれば、入店すると(ほぼ)いつもの店員さんがお茶orお水を出してくれます。でも今日はGWだからか、店にいたのが社員さんっぽい人でした。そこで私は言われます。

 

「お冷はセルフです。」

 

たぶんそれは何の間違いもないのだと思います。確かに店内にセルフの給茶/水機がありますし、他店舗もそうです。特にセルフで取りに行くシステムの店舗は100%自分で水を取りに行きます。だから別に構わないのです。私がそこでふと思ったこと、それは…やってもらうことに慣れてしまうと、そうでないときに違和感を持つのだ、ということ。

 

この状況を、牛丼店の店員さんを学校の教員、客を保護者・生徒に置き換えるとどうでしょう。そう、良かれと思って教員がやっていること、そしてそれはする義務のないことだとしたらどうでしょう。その行動をとり続けると、サービスを受ける側はそれを、さも当然の権利だと思い始めるということです。

 

文部科学省「新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導・運営体制の構築のための学校における働き方改革に関する総合的な方策について(答申)」[PDF]の例を引くまでもなく、学校の教員が必ずしもすべきではない仕事がバカみたいにあります。一度、文科省でももっと上でも構わない、教員は教員免許がなければできない仕事=授業のみに専念できる環境を作るべきだと思いますがいかがでしょうか。少なくともGWを通して部活のために貴重な時間を奪われるのは教員の仕事の範疇を超えています。

 

「学習指導要領の範囲」という意見もありますが、そうすると次の改定で都合のいいように教員の仕事を増やされてしまう可能性があります。あくまで免許がないとできないのは授業です。

 

さて、次に牛丼屋さんに行ってお水が出てきたら、ありがたいことだと感謝しよう。