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学校の部活動指導の丸抱えはすでに「時代遅れ」!一刻も早く地域に移しましょう!!

スポーツ推薦とは?「スイセン」はトイレだけでいいです

部活動の弊害をあれやこれやと書き連ねてきた弊ブログでございますが、近ごろは大学の部活も酷いものですね。これから引用するのは2件とも大学の事例です。

なお、民法改正により、今の大学生は100%成人であり、「保護者」は存在しないはずです。

 

【独自】日大が運動部学生の成績改ざんか 職員から教員に単位出すよう求め…教員「断れば不利益生じると恐怖心で」(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース

日本大学で、相撲部などの運動部の学生に対し「単位を出して欲しい」と職員から求められ、教員が成績を改ざんしていた可能性があることがわかった。

(中略)

FNNの取材に応じた日大の教員は「断れば不利益が生じるという恐怖心で、改ざんせざるを得ないと感じていた」と明かした。そのうえで「一部の学生だけ優遇するのは不平等で、学生の人生に関わる重大な問題だ」と指摘している。

いや~、腐っているのはアメフト部だけではなかった。組織そのものが腐りまくっていたということですね。せっかくスポーツで名前を売ろうと頑張ってきた(笑)のに、評判を落とす材料になってしまうとは皮肉なものです。スポーツ馬鹿に付ける薬はありません。

 

立教大学野球部が会見で明かさなかった「寮内窃盗」「タクシー乗り逃げ事件」 「問題部員のほとんどが推薦組」という指摘も(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース

(前略)

 同大の野球部ではこの6月、ある主力選手が下級生たちを仰向けに寝かせ、立てたバットを額に向けて倒すという“遊び”を行った。その最中、バットが2年生の部員の口に当たり、前歯の1本が半分欠ける“事件”が発生。

 また同時期に、やはり上級生数名が10代の1年生部員に喫煙を促し、その写真を撮影して「拡散されたくなかったらカネを貸せ」と脅迫した事件も。

 両方とも極めて悪質だが、加害者について野球部は、前者は「悪ふざけ」だったと認定して処分なし、後者も被害者と同等の処分にするなど、事実上もみ消した。

(中略)

「うちの大学では長らく野球推薦を取ってきませんでしたが、15年前から『アスリート選抜』なる推薦制度を設け、甲子園出場校など強豪校の出身者を優先的に入学させてきました。監督も出身校との関係を気にしてか、彼らを甘やかしてきた。結果、問題を起こしているのはほとんどが、この推薦で入ってきた選手たちなんです」

(後略)

もう、ここまでくると、立教大学とてFラン大学や偏差値測定不可能な底辺教育困難高校とレベルが一緒ですね。まさかこんなところで写真を使われている長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督だって本意ではないでしょう。

 

いずれにしても今まで(中高で)「スポーツだけやっていれば」たいていのことが許されて、ここまできたのでしょう。だから大学生(≒成人)となっても、本人たちは「こんなことくらい」という認識なのだということは容易に想像できます。

 

保護者会(父兄会)も色々言っていますけど、実際は「大した勉強もせず、スポーツだけで東京の(まぁまぁ)一流(≒名が知れた)大学に入れてラッキー」とか思っていたわけから、所詮は同じ穴のムジナなわけですよ。

 

では僭越ながら私がこの大学関係者各位に、イメージを取り戻す方策を授けてしんぜます。それは、スポーツ推薦を全廃し、大学の本来の業務(研究成果)で名前を売ることに注力・専念することです。簡単でしょ?

 

高校(・場合によっては中学)も同じです。本来の学校の業務を行い、本来の目的を果たす努力をしましょう。スポーツが素晴らしいものであることは否定しませんが、学校はあくまでも勉強の場であること。そして学業を修めなければ進級も卒業もかなわないことをやればいいのです。というわけで、部活動をやる時間は、本来的には学校でやる時間はありません。したがって、部活動制度を廃止しましょう。