お先に失礼します!勤務時間は守り、週休日はリフレッシュタイムで!

学校の部活動指導の丸抱えはすでに「時代遅れ」!一刻も早く地域に移しましょう!!

斬る(いろんな意味で)

外部指導者の活用をしましょう、という流れになっている学校における部活動。
なぜそうなるかと言うと、一つは教員がやりたがらない…らしい。
確かに前にいた学校の若い(20代の)教員は実質何もやっていなかったな。
おそらく土日に休みたいのだ(だって公務員だし(笑))

同時に今の時点でいわゆる中間層(40前後)の教員が絶対的に足りない。
定年を迎えた人たちが後を任せたいが、その次の世代は採用を控えられた年代。
だから今の5~60代の人たちは、任せたくても肝心の人材がいない、という状態。

もう一つは手当の問題。今は3時間を超えないと手当が出ず、半日で¥2,400(交通費込み)。
4時間拘束されたとして、時給換算で¥600(交通費込み)だ。
これじゃあ誰もやりたがらないし、遠くから通えば通うほど貧乏になる。
休日に出てこれじゃあ積極的にやりたいと思えない。高校生のマックのバイトの方がもらってるだろ。
しかも平日も勤務時間以降にやっても残業代は出ない。(勝手にやってんだろ的な扱い?)
だから体育館の部活で勤務時間以降からしか練習出来なくても何にもならない。

そこに出てきたのは外部指導者だ。ボランティアになるのか薄給が出るのかは知らんが。
とにかくその活動(運動、芸術、他)が大好きで、時間を惜しまない人募集なのだ。
しかし少なくともスポーツの場合、例え無給のコーチでさえ何か問題(怪我、事故)が起きたら当然責任問題となる。
そうなると結局教員も付き合わなきゃならねーのか?って話になるので休日がつぶれるのは一緒だ。

部活を外注出来るなら、自分の仕事から真っ先に斬るのは迷いなく部活である。
なぜなら上記を見ると分かるが、正式な仕事ではない。
休日は手当が出るが、平日は出ない。
やってる人もいるが、逃げ回ってやらない人もいて、それでもお咎めは基本的に無し。
(でもそのための手当ては全員がもらっているのだ。フザケた話だ。)

というわけで、課外活動の中でも部活動だけはサッサと切るか、しっかりと手当を定める必要があろう。
専門でもないのに嫌々やっていたり、公認資格持ってても冗談みたいな手当でやっている人がいるのだから。
一番いいのは部活を廃止して、すべて休日に地域のスポーツ・芸術活動にお任せしてしまうことだ。
そうすれば大会で公欠と称して平日に授業をツブして引率する必要もなくなる。
授業をツブす、これが一番の問題だと思うのだが。