お先に失礼します!勤務時間は守り、週休日はリフレッシュタイムで!

学校の部活動指導の丸抱えはすでに「時代遅れ」!一刻も早く地域に移しましょう!!

自立する生徒をツブす #部活動 顧問

簡単にバドミントンのルールを…
・1マッチは2ゲーム先取です。1ゲームは21点まで。
・どちらかが11点になったら60秒を超えない、あるいはゲームとゲームの間に120秒を超えないインターバルが取れます。
※「1セット、2セット」と呼ぶ人がいますが誤りです。そう呼んでいる人が居たら、その人はモグリです。

さてこのインターバルの間が選手にアドバイスを大っぴらに出来るチャンスです。
シャトルが飛んでない時(「インプレーでないとき」と言います)ならば出来ますが、基本はこのインターバルでやります。
その方が集中できますし。

この60あるいは120秒が、監督コーチの腕の見せ所です。
あまりしゃべり過ぎても時間が過ぎてしまいますし、何も言わな過ぎても不安にさせてしまうだけなので。

先日、私は午後に学校で分掌の仕事があったので、午前のみ大会に出向きました。
そろそろ大会会場を後にしないといけないと思い、最後に軽くアドバイスでもしてから会場を出るかなと思ったわけです。
で、インターバルのタイミング、私らの選手は負けています。
何かヒントになることを、と言うべきことを頭の中で整理していました。

ところが…うちの監督、ゲームの攻略本の如く一つ一つ解説している…

それ、アドバイスじゃねーよ!全部言ってどうする!!

勝たせたい気持ちは分からんでもないけどさー…。
こういう時はこう、こういう時はこうすれば…って考える隙を一切与えない。
結局、審判に時間を告げられ、私は一言も(実際には力無く「まぁ頑張れ…」としか言えずに)会場を後にしました。

学校に行くまでの車中、考えました。
この調子で彼は、生徒の考える力を奪っていっているのだろうか?と。
生徒は、そりゃー真剣な眼差しで耳を傾けますよ。全部アドバイス(?)してくれるのですから。
短期的には有効なのかも知れないけど、それじゃあ次のゲームで違うパターンで来てやられたらどうするの?
結局単に「たら・れば」で終わっちゃうんだよね。それでは教育的でも何でもない。

スポーツなんて自分で考えて自分で判断するから楽しいのです。
監督の言う事をハイハイ言ってやるのなら、プログラムを組んだロボットにでもやらせればいい。
そう考えると、やはり…

部活で勝たせたいと思うのは指導者のエゴだよな。

って思った次第です。