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学校の部活動指導の丸抱えはすでに「時代遅れ」!一刻も早く地域に移しましょう!!

今の #部活 には斬新な発想も必要か

実に斬新だ。

スポーツ賭博と部活動 政府内で浮上する「奇妙な組み合わせ」 | 毎日新聞

 既に、沖縄県うるま市や愛知県半田市などが、独自に地域移行を進めているものの、全国に拡大するには、外部委託に伴って生じる金銭負担が課題となる。

スポーツベッティング(賭博)で部活動改革|高橋孝輔|note

 

なんと斬新な発想でしょう。もちろん反論もあるでしょうね。部活動は教育の一環ですよね?!という。

 

しかし、一部の過熱した部活動は、もはや「教育」とは呼べないものも数多くあるのも事実です。槍玉に上げやすいのが高校野球やサッカーですが、特に私学はプロ並みの施設を揃え、明らかに有力選手を全国から寄せ集めています。やっていることが子ども相手の教育的なものとはかけ離れており、プロの引き抜きと変わりません。

 

私はかつて#地域部活動 の費用を集めよう!という記事の中で、地域に移して活動の原資が必要ならばクラウドファンディングで集めればいいというアイディアを記しました。

 

部活動は教育だ、とキレイゴトを言うのは簡単です。しかし、既に部活動は制度疲労しているというか、破たんしているというか、今の時代に合っていないことは他の記事でも書いた通りです。そして、外部に移す際にネックになっていることの一つは資金であることも事実です。であれば、今の時代に合わせた部活動…ではなく子どもにとってのスポーツ・文化活動の在り方を考え、アイディアを出すのは当たり前のことです。

 

子どものスポーツで賭け事なんて!と反論したい気持ちも分かります。では、高校野球を例に出しますが、あくまで未成年である高校球児のプライバシーたる顔写真やらインタビューを雑誌として稼ぐことは問題ないのでしょうか?土日になると有力校と呼ばれる学校の周りに集まる、どう見ても保護者とは思えないオヤジたちの目つきや振る舞いは、競馬場のパドックで競馬馬の状態を見るそれと大して変わらないじゃないですか。(しかもタバコの吸い殻を校地の傍にポイ捨てしている。)

 

もう一度書きますが、部活動は教育だ、とキレイゴトを言ったところで、学生スポーツを賭博にする素地は既に出来上がっているという事実を認める必要があると思います。その上で、これから部活動を外部に移す際に、財源をどこから確保すべきなのかをぜひお考え頂きたいですね。そして、真剣に考えるためにも「まずは週休日を外部に」みたいな中途半端なことはせずに、一気に外部に移すくらいの荒療治が必要だと考えます。