お先に失礼します!勤務時間は守り、週休日はリフレッシュタイムで!

学校の部活動指導の丸抱えはすでに「時代遅れ」!一刻も早く地域に移しましょう!!

偽善的な礼儀を教えるな

(私的な好き嫌いが数割含まれております。ご了承ください。)

私は部活に本気で疑問を持ち始めたのは、2つの出来事だった。
それは野球部の特殊性。
高校の部活動の中でひと際性質が異なるのが野球だと思う。
確かに上位団体も高体連ではなく高野連と異なる。
だからというわけでもないだろうが、ちょっと異質である。

まず一つ目、これは私の経験した学校だけかも知れないが、冬休みに部員が集団でアルバイトをする。
それも基本的には郵便局の年賀状配達である。
その理由は、春休みの関西遠征の資金にするということらしい。
ということが、学校によっては職員会議の連絡事項で出てきたりする。

本来、個人的に行うのがアルバイトであり、それが職員会議の場に出てくるのはおかしなことである。
また、金銭的に困窮していれば、たかだか2週間程度のアルバイトでどうにもならないだろうし、反対に金銭に困っていない家庭ならそんなことをする必要もないだろう。

なのに、「みんなで」やるのである。

普通に考えれば、自分の労働の対価は自分の好きなようにしたいと思うだろう。
CD買ったり、ちゃんと将来を考えている子(野球部には極端に少ない)は参考書代にしたいはずだ。
にも関わらず、バイトの内容も使い道も決められる。こんな馬鹿な話は無いと思う。
ほとんど宗教じみていると言っても過言ではない。

もう一つ、これも私が経験した学校に多いのだが、「偽善ボランティア」をするのである。
それも多いのは6月頃、そう夏の甲子園予選が始まる前あたりである。
それまでそんな素振り(そぶり)を見せなかったくせに、ある日突然、学校周りの清掃活動を始めるのである。
本当に突然なのだ、それまで学校の清掃すらテキトーにやっているクセに

恐らくはこういうことだ。
私たちはボランティアで地域に貢献しています→そういうわけで夏の予選の応援をお願いします!

(=朝早くから掃除やってやってるんだから、応援くらいしろよ。)


私は高校生が様々な活動をしている中で、野球だけを盛り上げようとしている空気感がどうも許せないのだ。
野球応援のためにブラスバンドやらチアやらが出ていき、授業が成り立たないような日も出てくる。

そもそも野球部だって15人くらい出りゃいいのに、下手すると100人規模で居ないこともある。
勉強も出来ない上に野球だってベンチ入り出来る見込みすらないのに、何故野球「部」にこだわるかが分からない。
野球が好きだったら別に他のリトルとかでやってもいいのではないかと思う。

そういうどちらもクソミソのお子様が野球「部」に在籍する意味は、「野球部にいるとそこそこ評価してもらえる(ボランティア(偽)もやってるし)ことと、それによっていい思い出作り(万年補欠なのにいい思い出もないだろうよ…)が出来ることくらいではないだろうか。

どんなに勉強が出来なくて礼儀もなっていない野球部員たちは

「野球部は礼儀正しく、高校球児は爽やかで」

というイメージのもとに世間から何故か評価されてしまうのだ。
世間(=主に「熱湯甲子園」などのマスコミ)はイメージを作り上げ、他にやることのない年寄りがそれに盛り上がる。
本当にアホだと思う。
よく考えて欲しい、ただの部活の全国大会だろ?